
2025年4月12日発売のHG 1/144 軍警ザクの素組レビューです。

気になる点も記載していますのでお忙しい方はそちらだけでもご覧ください。
※こちらのレビューではマーキングシール類は使用していません。
ランナー・マーキングシール

ランナーはA~Hの8枚です。パーツを切り離すと上写真ほどの量でバックパックがない、曲面のパーツが多くパーツ分割が少ないのでパーツ数は少なく組みやすいです。
挟み込むようなパーツが多いため塗装する方はかなり多くのパーツをばらすことになると思います。

8枚のランナーには「HG 1/144 ザク(GQ)」の文字があります。これから発売されるであろうバリエーションの共通パーツになるんでしょうね。

あと何回このランナーを見ることになるんでしょうね

マーキングシールです。シールドに貼る大きな「警察」のシールが特徴的です。数字のマーキングシールは余るので、他の機体で使用するのもありですね。
全体

ジークアクスらしく丸みのあるデザインで太ももの推進剤タンクらしきものがかなり目立ちます。両肩のパトランプも軍警らしく特徴的です。

かっこよくいいデザインですが、ザクと考えると拒否反応が出る人もいるかもしれません。

太もも裏には4つのスラスターがずらりとあります。設定ではスラスター内部はレッドで塗装してありますので是非塗装したいところです。
各部可動範囲

頭部はボールジョイント接続ですが、頭が半球で下部分が広いので干渉してあまり上を向くことはできません。横回転は360°可能です。

胴の横への可動です。少し動くのでアクションもある程度決められます。

胴前後への可動です。かなり前方向へ倒すことができます。

腕の付け根の可動です。ある程度前に倒れます。

左肩のアーマーはボールジョイントで接続されています。

左腕の可動です。左肩のアーマーが干渉するためあまり上にあげることができません。

右腕の可動です。こちらのシールドは回転させることができるため干渉せずに腕を上にあげることができます。

腕は90°以上十分に曲がります。

膝の可動です。かなりムチムチしていてバーニアもあるためあまり曲げることはできません。

足は精一杯開いてこれくらいです。太ももの球がどうしても邪魔をしてしまっていますね。

スカートがないため足を上げるのは得意です。
ポージング


可動範囲が狭い部分もありますがしっかりとポージング決まります。関節もかなりしっかりしているのでヘタることはなさそうです。
気になる点・まとめ
まず気になる点としてはマーキングシールです。特にシールドと右足局面に貼る部分です。

こちらのシールドには大きな警察と書かれたシールを貼ります。ディティールが入っており、しかもかなり大きめのシールを貼るため、浮いてしまうことが想像できます。

こちらの面にも大き目のシールを貼ります。曲面かつディティールの凸凹があるためかなり工夫しないとしわや浮きが出てしまうでしょう。
またデザインが特徴的なため最近のHGと比べると可動域が狭い部分があります。特に股はもう少し広げられればと思いました。

デザイン的に仕方ないですね。
ジークアクス2体目のプラモ化で現在のHGのクオリティの高さがうかがえるような良キットです。
細かいモールドも結構入っていますので部分塗装がはかどりそうです。
今後もこのザクを基にしたいろいろなザクが発売されるはずですので楽しみですね!!
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