
2025年5月3日発売のHG 1/144 HG 1/144 ゲルググ スガイ機 (GQ)の素組レビューです。
テレビ放送で登場してからまさか1週間もたたずにプラモ化するとは思っていませんでした。バンダイさんの本気を感じます・・・

気になる点も記載していますのでお忙しい方はそちらだけでもご覧ください。
※こちらのレビューではマーキングシール類は使用していません。
ランナー・マーキングシール

ランナーはの8枚です。パーツを切り離すと上写真ほどの量で少なめだと思います。ですが完成品を見ると色分けはかなりされています。
こちらも軍警ザクのように挟み込むようなパーツが多いため、塗装する方はかなり多くのパーツをばらすことになると思います。


ランナーのこの謎の湾曲部分は何なんでしょうね

マーキングシールです。1枚のみでカメラアイ用のシールがないキットでかなり珍しいと思います。

それだけ色分けが完璧なんですね!!
全体

シンプルなデザインです。ふくらはぎのタンクを挟み込むようなデザインがかっこいいです。

後ろ姿です。武器のマウントラックがとてもかっこいいです。タンクやバックパックのデザインが工業機械感を感じさせます。

太もも裏のディティールがめちゃくちゃ細かいです。RG並みです。

あのパーツ数でこの細かさ・・・バンダイの加工技術は化物ですね
各部可動範囲

頭部はボールジョイント接続でかなり上を向くことができます。横回転は360°可能です。

胴の横への可動です。かなり倒すことができますのでアクションもばっちり決められます。

胴前後への可動です。かなり前後方向へ倒すことができます。

腕の付け根の可動です。かなり前に動かせます。

肩アーマーは上部が空いています。かなりとがったデザインですね。

肩の可動です。アーマー上部が空いているので真ん中のような今までにない方の上げ方で90度横に広げることができます。
肩アーマーの方向を気にしなければ真上にも上げられます。

腕は90°以上十分に曲がります。左右の腕で付け間違えると90°程度で止まってしまうので要注意です。

そんなミスをするのは私だけでしょうね・・・

腰のスカートの可動です。胴の後ろからボールジョイントで接続しているのでかなりの可動域があります。

脚は最近のキットにしては開かない方だと思いますがこれだけ開けば十分だと思います。

脚の前後可動です。正直あまりいいとは言えません。スカートがかなり稼働するのにどこかに干渉して前にも後ろにもあまり動かせません。

足パーツの可動です。HGには珍しくつま先部にも可動軸があります。横方向への可動は内側可動は十分です。左右対称ではなく外側にはほぼ動きません。

足首を外側にしてポージングすることはないと思いますので問題なさそうです。

バックパックのバーニアの可動です。ボールジョイントで必要十分動かすことができます。

可動はしますがかなりポロリしやすいパーツですね・・・
付属品

手は右手1種類(握り)と左手3種類(握り、平手、スティグマ使用時)です。スティグマ用のリード線も付属しています。
ビームサーベルは上下に展開可能で劇中では見られなかった幻の形態です。

数少ないゲルググ要素ですね笑
ポージング


腰の可動が素晴らしいのでかなり格好がつきます。スティグマ使用時のアクロバティックなポージングが可能です。
気になる点・まとめ
一番気になる点はバックパックのポロリのしやすさです。少し動かすとかなりの確率で落ちてしまうのでポージング時に結構ストレスがありました。
次に脚の可動です。脚があまり上げられないというのは少し気になってしまいました。

また太もも正面にかなり目立つ合わせ目があります。

合わせ目消しするかスジボリ追加して目立たなくするかした方がよさそうです。
気になる点もいくつかありますが、HGとは思えないほどディティールが入っておりスジボリが大変でしょうがそれだけでとてもかっこよく仕上がりそうです。
登場からすぐに発売され、しかもこの見た目でゲルググというかなりセンセーショナルな機体で、賛否ある機体だと思いますが基本的には作りやすく良く動く良キットだと思います。

個人的にはスティグマがめちゃくちゃかっこよかったので全然ありです笑
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