プラモデルでスプレー塗装を始めるために塗装ブースやコンプレッサーなどを揃えていざ塗装だ!と思っていても排気口をどうするかという問題に悩まされる方は多いのではないでしょうか?
排気はしっかりしていないと匂いが気になりますし健康にもよくありません。せっかく用意した塗装ブースを100%使うためには排気口もしっかりと付けたいですよね。
元々塗装ブースに付属している排気ホースを窓の外に出すだけでもかなりマシですが、気温によっては隙間風が気になりますし、せっかく外に排気した空気が窓の隙間から戻ってくることも多いです。


隙間から、出ていった空気が、吹き戻してしまっているぞォォォォ!!
しっかりとした排気口をつけようと思うと費用がかかりますし、窓に常設するタイプですと窓が閉まらなくなってしまい、防犯的にも不安が残ります。かといって使用のたびに付けたり外したりするのも面倒ですよね
面倒くさがりの私はできるだけ塗装したいと思った瞬間にすぐ塗装できる状態にしておきたいのです
そこで今回は私が普段から使っている安い、常設可、窓も閉められる自作排気口をご紹介します。

全体的に逆光で見えにくいですがご容赦ください
必要なもの
自作排気口を作るにあたって必要なもの
・段ボール(窓からの明かりをより取り入れたい方はプラ段でもOKです)
・ガムテープ
・隙間テープ(100均にあります)
以上です!!

300円あれば作成可能です!!
作り方

我が家の窓です。何の変哲もありません。
まずは窓枠の大きさを測定します。

我が家の窓枠は109cmでした。
この大きさに合わせて段ボールを切り出します。


段ボールを2枚重ねにしてより頑丈にしています。
窓枠に合わせた長さの段ボールの排気口を出したい部分に穴をあけます。
しっかりと排気口が入るように、ですが大きすぎると隙間風が入るのでぴったりの大きさに穴をあけます。

3辺に隙間テープを貼ります。
窓枠に取り付けていきます。


サイズぴったりですね!!
隙間テープをつけていない1辺は壁側の辺です。こちらの辺を窓枠とガムテープで固定します。

1辺固定しただけですのでこのままでは段ボールがパタパタと動きます。段ボールをできるだけ窓側に押し付けたいので赤丸部分に重ねた段ボールを挟み固定します。

これでしっかりと段ボールが窓側に押し付けることができました。

下側にも同じように段ボールを挟んでいます。見た目は不格好ですがこれでしっかりと風を防げます。

排気口使用時はこのように窓を少しだけ開けて排気口を穴に突っ込み排気することができます。
段ボールは窓枠と固定していますが窓には固定していませんのでちゃんと窓を閉めることができます。
まとめ
このように窓の開閉可能な排気口が簡単に安く作れちゃいます!
塗装時の排気は必須ですがそれだけではまだまだ足りません。しっかりと防毒マスクや使い捨て手袋等をしてしっかりと溶剤対策を行いましょう。
そして長く、楽しく、健康なプラモデルライフを送りましょう!!
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