皆さんこんにちはぽんです
キャンディ塗装、艶々テカテカで元はプラスチックだとは思えない高級感のある塗装方法です。
キャンディ塗装のやり方はこちら
とにかくかっこいいので多用したくなりますがとにかく工程が多いんです。
個人的にはやすりがけがとても嫌いなので下地黒の光沢を出すために細かいやすりで磨く工程がどうしても辛いです。

いくら頑張ってやすりがけしても塗装後にやすりきれていない傷が見つかるとガン萎えです。
いっそのことやすり全くかけないのも手ですがスジボリなど入れるとどうしてもやすりがけする必要が出てきます。
でもよくよく考えてみたらなんで光沢黒なんでしょう?光沢黒の方がその上の光沢層のシルバーが綺麗になるのは理解できますが艶消しの黒サフとそんなに違うんでしょうか?
もし黒サフで充分綺麗なキャンディ塗装ができるならサーフェイサーでやすりがけの傷をかなり消すことができるので割と荒めのやすりでやすりがけを終了することができます。

これは一度検証しなければなりません!!
検証
ということでプラスプーンに光沢のブラックと黒サフを塗装して最終工程の艶々具合を比較してみましょう。
※比較の画像は左がサーフェイサー、右が光沢ブラックです。

こちらブラックを塗装した後です。
光沢はMr.COLOR 光沢ブラック
サフはガイアノーツ サーフェイサーエヴォブラック
を塗装しています。

当たり前ですが流石にこの時点では全然違いますね笑

続いてシルバーを吹きます。
シルバーはガイアカラー スターブライトシルバーを塗装しています。
シルバーでもサフと光沢ではかなり差があります。

これはやっぱり光沢じゃなきゃダメか…
と思いましたが諦めずに先に進めていきましょう!
クリアーレッドを塗り重ねていきます。
クリアーレッドはMr.COLOR クリアーレッドを塗装しています。

こちらがクリアーレッド3回重ね塗り状態のスプーンです。

かなり近づいてきてないか??
比べると光沢の方が蛍光灯の反射がクッキリしています。が比べなければわからない程度です。

さらにクリアーを2回重ねが消したものがこちらです。

これはほぼ変わりませんね・・・
結果
私個人的な判断としては黒サフだろうが光沢黒だろうが変わらないという結果でした。
塗り重ねが少ない場合には多少の差はありますが、何度も塗り重ねていくとその差はどんどんなくなっていきました。
相当なこだわりがある方以外は黒サフで全然事足りるといった印象です。
皆さんもぜひ参考にしてみてください。
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