初心者でもできる!スジボリのやり方を徹底解説

解説&検証

プラモデル制作のクオリティをワンランクアップさせたいなら、「スジボリ」は欠かせません。キットに元からあるパネルライン(モールド)を彫り直したり、自分だけのオリジナルラインを追加することで、立体感やリアリティが格段に向上します。

ぽん
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この記事では、スジボリの基礎から道具の選び方、実際のやり方まで丁寧に紹介します。

1. スジボリとは?

スジボリとは、プラモデルの表面にある線状の凹み(パネルライン)を深く掘り直したり、新たに追加する作業のことです。これにより、モールドがシャープに見えるだけでなく、スミ入れがきれいに決まり、完成度が大きく上がります。

2. 必要な道具

スジボリを行うには以下の道具を用意しましょう。
• ラインチゼル/スジボリ刀(例:BMCタガネなど)
 太さ:0.15mm前後がおすすめ。1本0.5mmくらいの太めのものがあればメリハリをつけられる。
• スジボリガイドテープ
 曲がりにくく、まっすぐなラインを引くための補助テープ。
• 瞬間接着剤(ミス修正用)
 間違ったスジボリを埋めて修正可能。
• 耐水ペーパー(400~1000番程度)
 バリとりや仕上げに使用。

個人的おすすめ スピンブレード(ビットブレード)、スプリングコンパス

ぽん
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スピンブレードは短い長さのスジボリのアタリをつけるのに便利です。

スプリングコンパスの有用性は下記事から!!

3. スジボリの手順

ステップ①:デザインを決める

新しくモールドを追加する場合は、設計図や設定資料、実機の画像を参考にデザインを決めます。鉛筆やシャープペンで下書きするのがおすすめ。

ぽん
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今回の例では肘部分のグレー部分にこのようなスジボリをつけていきます。

ステップ②:ガイドテープを貼る

スジボリしたいラインに沿ってガイドテープを貼ります。曲面にもしっかり密着するよう、丁寧に。

ステップ③:タガネで彫る

ラインチゼルを使って、徐々に深さを出していきます。1回で深く彫ろうとせず、少しずつ慎重に。

ステップ④:表面処理

彫った後は、削りカスやバリを耐水ペーパーなどで処理して、きれいに仕上げます。パーツ洗浄も忘れずに。

ぽん
ぽん

スジボリ完成です!墨入れするともっとかっこよくなります!!

ぽん
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スジボリの一部分を上写真のように太くするとよりメリハリをつけることができます。

4. おすすめのタガネ

皆さんがよくお勧めしているのがBMCタガネ!憧れますが、品薄でなかなか手に入れることができません・・・・。そこで私がおすすめしているのが

DULO グリップ付きタガネ 【 タングステンブレードPRO】

です!サイズもいろいろあり持ち手がしっかりしていてとても使いやすいです。

amazonで普通に買うことができます。

5. まとめ

スジボリは一見難しそうに思えますが、基本を押さえて丁寧に作業すれば初心者でも確実に上達します。最初は失敗してもOK。練習用のランナーやジャンクパーツで感覚を掴んでから本番に臨むと安心です。

スジボリをマスターして、あなただけのリアルでカッコいい作品を作り上げましょう!

ぽん
ぽん

スジボリ道は一日にしてならず!私も日々精進していますので制作記を見てデザイン参考にしていただければとてもうれしいです!!

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