下地作りからクリアーカラーの塗布まで、工程数が多くて難しそうに見える「キャンディ塗装」。通常は「光沢ブラック → シルバー → クリアーカラー→クリアー」という4つの工程を踏むのが定番です。

正統派なキャンディ塗装のやり方はこちら


黒サフを使った検証記事もあげています。

定番のやり方とは違っていてもほとんど見た目が変わらず、工程を減らすやり方を検証していきました。

まだまだ工程減らす方法があるのでは??
そう考えた私は最近知った「銀サフ」を利用しようと考えました。
銀サフ(シルバーサーフェイサー)でのキャンディ塗装の出来がいいのならば、工程を大幅に短縮しながらも、重厚感のある金属地を生かしたキャンディ塗装に仕上げることができます!
今回は、初心者でも失敗しにくい「銀サフを使ったキャンディ塗装」の手順とコツを分かりやすく解説します。
検証に使用したもの
今回はこちらの塗料を塗装しました。
- パーツ: プラスプーン
- 銀サフ: ガイアノーツ サーフェイサーエヴォシルバー
- クリアー塗料: MR.HOBBY Mr.COLORクリアーレッド
- クリアー:Mr.COLORGX スーパークリアーⅢ
実際に塗装してみた
Step 1: 銀サフ塗装

シルバーサフ塗装後です。

サフだから荒いのはわかっていましたが予想以上にザラザラです。
光沢は皆無です。
Step 2: クリアーレッド塗装

クリアーレッドを3回重ね塗りしました。だいぶ光沢出てきましたがまだまだ荒いです。

蛍光灯がだいぶぼやけています。ここからクリアー吹いていきますが少し雲行きが怪しいですね・・・
Step 3: 光沢クリアー塗装

クリアーを2回重ね塗りしました。結構光沢出てきましたが・・・・
きちんとした順番で塗装したプラスプーンと比較してみましょう。
きちんとした手順でのキャンディ塗装と比較
左がシルバーサフでの塗装、右がきちんとした手順で塗装したプラスプーンです。

| 手順1 | シルバーサフ | 光沢黒 |
| 手順2 | クリアレッド×3 | シルバー |
| 手順3 | クリアー×2 | クリアレッド×3 |
| 手順4 | クリアー×2 |

かなり光沢感が違います。黒下地がないので重厚感というか深みも少ないですね。

右に追加したものが光沢黒ではなく黒サフを使って塗装したスプーンです。こちらともだいぶ雰囲気が違いますね・・・
やり方はこちら

銀サフキャンディで実際にガンプラ作ってみた
福岡サザビーを入手しましたのでこの銀サフキャンディで塗装してみました。

深みのある赤というよりは軽い光沢感の赤になりました。こちらの塗装の方がアニメっぽい質感になっているような気がします。


個人的には重厚感のある赤の方が好きですが、これはこれでありですね!!
スポーツカーっぽさがあります。
銀サフを使うメリット・デメリット
まずは、通常の塗装工程(黒下地+シルバー)と比較したメリットと注意点を見てみましょう。
- メリット
- 工程短縮: 下地処理(傷消し・目止め)とシルバーのベース作成が一度で完了する。
- 密着性と塗膜強度: サーフェイサー成分が入っているため、パーツへの食いつきが良い。
- 独特な光沢感: 軽い光沢感の塗装面が再現できる。
- デメリット
- 鏡面仕上げには不向き: メッキのようなヌルテカな鏡面を目指す場合は、従来の「光沢ブラック+細かな塗料シルバー」に軍配が上がる。
まとめ
銀サフを使ったキャンディ塗装は、従来の工程をキュッと短縮しつつ、独特の光沢感のある金属表現を手軽に楽しめる非常に効率的な技法です。
「キャンディ塗装に挑戦してみたいけれど手間がかかりそう…」と躊躇していた方やスポーツカーのような軽めの光沢感を再現したい方は、ぜひ銀サフを使った時短キャンディ塗装を試してみてくださいね!


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